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第6話

2018
08-18
休みを挟んでソフィアさんとの顔合わせが怖かったが彼女の方から話しかけてくれたことでそれは杞憂に終わった。

「あの…先週はごめんね。ちょっと興奮しちゃって…」

こちらも違う意味で興奮したと言いそうになるが堪える。

「あんな格好したの、きっと強化人間だった頃以来で改めて自分の身体を見て、これは見せられない!って思っちゃったの」

「こんなムチムチだなんて…もう恥ずかしくなっちゃって…だからあの仕事は断っておいたわ。さすがにスレンダーなコンパニオン達に混じってあの格好する勇気はないわ…。
ごめんなさいね。騒がせちゃって。」

なんだか残念だったのでつい漏れてしまう。

「あ、そうなんですね、、、」

「あら?ずいぶん残念そうね?
また機会があれば…ね??」

「あ、いや…でも危険そうだったし、逆にホッとしてたりもします笑」

「それもそうね。武道の達人なんかいたら私じゃ手に負えないもの。そうじゃなくても私はまともに戦うのは無理よ」

トレーシーが言ってたことか。

「それってやっぱり強化人間だったことと関係してるんですか?」

ソフィアは驚いたように聞き返す

「え?誰かに聞いたのかしら??」

「トレーシーが以前に話してくれました。
たしか…トレーニングのときだったかな?」

ソフィアは呆れるようにため息をついて

「口が軽いわねぇ…。
まだはっきりしてるわけじゃないんだけどおそらく無理な強化をしたことがたたってるみたい。筋肉量も普通の女性に比べて少ないだけじゃなくて心肺機能も低いのよ、私。
本当…後悔してるわ…


「ソフィアさん…

「ま、悩んでも仕方ないことよね。
とにかく今はこれ以上落ちないように努力はしていくつもりよ。」

「そ、そうですね!何か協力できることがあれば手伝わせてください!」

「ふふ。ありがとう。
貴方にはこれからきっとたくさん迷惑かけると思うからその時はお願いね♫」

「は、はい!」


関係が悪くならなくてホッとしたこともあり、朝から少し疲れた。


「あ、そうだわ。
あなたに見て欲しい依頼があって、また午後にでも部屋に来てくれるかしら?」

「わかりました」

そう言って僕たちはその場を後にし各々の部屋へ戻った。
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