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第3話

2016
02-13


今日は僕もソフィアさんもフリーなので終日ソフィアさんとの打ち合わせだ。

残念ながらパンツスタイル。外出しないのでラフなんだそうだ。
白いブラウス、また胸元がきつそうだ。下はゆったりしたスラックスて色気はないが仕事に集中できてよい。

また向かいあっての打ち合わせだったが、今日は座るなり脚を組んだ。
昨日組まれたら集中できなかったなー、なんて思いながらソフィアの話を聞いていた。

「これなんかどうかしら?」

「財団の裏取引調査…ですか」

「黒い噂が耐えない組織よ。どこの探偵もここの調査だけは苦労してるみたい」

「最初から飛ばすんですね…」

「あら?こういうのは最初が肝心よ。これをきっかけにもっとたくさんの依頼がくることを見込んでね。」

「でもこれはかなり危険ですよ…
失敗なんてしたら生きてかえってこれないかも」

「まあ…ずいぶん弱気じゃない??
凄腕の工作員がご謙遜かしら?」

「…一般的なことを言ってるんです。」

「もちろん私も何も準備しないわけじゃないわ。入念に支度させてもらうつもりよ。」

「どんなですか?」

「現場の地理的情報とか建物内部とか…あとは護身術かしら
基本的には潜伏操作だからそこに関しては心配無用よ。」

たしかに、第三者になりすましつの潜伏操作はソフィアの右に出るものないほどの腕前だった。
彼女自身、アタマがキレるので
場に対応した言動を即座に遂行できる。無論、変装なんてお手の物だ、

「護身術は誰かに習ってると聞きましたが??」

「そう。昔の仲間でね。
今はSPをしていてかなりの腕だからご指導願おうと思ってはじめたのよ。
今日も仕事が終わったら行くつもりだから貴方もくる?」

「ん…そうですね、では。」

「そうね。
貴方が護らなきゃいけない人物がどれくらいのレベルなのか、知っておく必要があると思うわ。
じゃあ仕事終わったらすぐに行きましょう。」

仕事後、予定通り二人でジムに向かった。

とあるジムのプライベートスペースにはいると
色黒のいかにも体育会、といった感じの女が迎えてくれた。

「おす!よくきたな。
お前がソフィアの相方か?」

「はい、ユウと申します。」

「ふぅん、凄腕ときいていたからどんなゴリラが来るかと思ってたが
普通のお兄ちゃんじゃないか。」

「うふふ、こちらはトレイシーよ。」

「おっと、自己紹介忘れてたな
悪りぃ。ま、硬いことは置いといてすぐ始めてーから着替えてこいよ」

「はいはい。」

着替えてもどってきたソフィアは
くるぶしが見えるくらいの長さのジャージとこれまた小さめのTシャツだった、

軽くスパーリングをはじめたので眺めていたが、やはり素人が少し練習した程度で、
とてもプロ相手では…というレベルだ。
ただ、たまにキックをいれてくるが、体の柔らかさかとても綺麗に脚が上がっている。
威力はともかく蹴り主体で教えたほうが伸びそうだ。

…にしても…

格闘技をしている女は自然とその所作から女らしさが失われて行く。
いままでやりあった女、トレイシーもそうだが、動きや構え、体つき、声も男に限りなく近づく。
だがソフィアは…
はあっ!!ぇえいっ!やあっ!

いかにも女性といった感じの掛け声と常に内股気味の構えもあいまって、
格闘という世界と無縁な雰囲気だ。
また激しい動作を伴う格闘技に、あの大きな胸はハンディになりかねない…
だがあまりに揺れるソフィアの巨乳にユウは目を奪われていた

(すげえ…あんなの見たことねぇ。)

類まれな巨乳女と仕事ができる喜びを改めて実感した。

そんなユウにトレイシーが気づいたのか、スパーリングを止める。

「ちょっと休憩しようぜ。10分な。」

そういうとトレイシーは俺の横にどかっと座り

「おい、お前ソフィアのオッパイガン見してただろ?」

「え…いや、あの…」

「別に照れることじゃねぇって。男なら当たり前だ。
あんなもん揺らされて戦われたんじゃ集中できるわけねえ。」

「はぁ…まあ」

「言ってみりゃ反則だよ。
でな、これを逆手にとろうってのが今考えてることなんだ。」

「え?逆手に?」

「そう。
要はお色気で油断させて有利に進めるって作戦さ
一瞬のスキをついて逃げるでもいいが…」

「なるほど。」

「これはあいつのエロボディだからできる芸当だ。他のやつには真似できねえな。
聞いた話だとあいつ男性ホルモンが少ない?のか知らないがほとんど筋肉がつかねぇんだよな…
手術の影響かもしんねぇけど…
だからパワーだのスピードだのを求めるのは酷だからこういう方法考えてるんだ。
エロエロオーラは半端ないから使わない手はない。」

「ソフィアさんはどう言ってるんです?」

「もちろん…」

ソフィアがちょうど休憩から帰ってきた

「おぉ、ちょうど良かった。
ソフィア、こいつにあの話ってまだしてないよな?」

「あの話?」

「ほら。あれだよ、お色気作戦の・・」

その言葉を聞いた瞬間ソフィアの目の色が変わる。

「なっ!?ちょっと!なに勝手に話してるのよ!」

「え?ダメなやつだった?」

「あれはユウ君が来なかったときに最悪そうするって話だったはずよ?」

「え?そうだっけ?」

「そうよ!まさか二人でやらしい話してたんじゃないでしょうね??」

「落ち着けよ!そこまで話してないって」

「とにかく。今の状況でそんなことする必要がないわ。」

重苦しい空気と沈黙が続く・・・そんな中トレイシーが口を開く。

「じゃあ何でこんな格闘の練習までしてんだ?
潜伏だけなら必要ないんじゃないか?」

「それは…もしものときの護身術に決まってるじゃない。」

「ふぅん。俺には記憶を取り戻すためにやってるようにしか、見えないがな。」

「うっ…」

「だったら昔のように戦わなきゃいけないんじゃないか?」

「で、でも…あんな過激な格好…」

「あそこまでやれとは言わねえけどさ…ある程度は当時に近付いたほうがいんじゃね?」

「で…でも…」

「前も言ったが、正直やりあうにはこれしかねえぞ。あとはソフィアの気持ち次第だ」

「…ちょっと…考えさせてほしいわ…」

「ま、そのほうがいい。どうしても嫌ってんなら無理にとは言わねえし、ソフィア自身の問題だからな」

「うん・・ありがとう。今日は帰るわ・・」

「そうだな。ゆっくり家で考えな」

ソフィアはそそくさと帰ってしまった・・・

「さて・・俺も・・」

逃げようとしたが、案の定服を掴まれた。

「ちょっと待った!お前凄腕の工作員だっけ?是非お手合わせ願いたいな~」

「う・・勘弁してくださいよ。明日のこととか聞かなきゃだし・・」

「明日はみんなにあるんだよ!」

そういうとトレイシーは半ば強引に戦いに持ち込んだ。

「おらあ!!」

高い身体能力がなせる技か、壁を利用しての三角飛び。

トレイシーのつま先がものすごい速度で襲いかかる。

「・・まったく・・」

「もらったあああ!!」

手応えあり・・と思いきやトレイシーの視界からユウは一瞬消えたように見えた。

「なっ・・バカな・・うっ!」

ドシィン!!トレイシーはいつのまにか床に押し付けられ、腕を取られた状態でいた。

「な・・ど、どうやって??あ、いてててててて!!やめてくれー!」

「じゃあ帰りますからね」

そう言うとユウはトレイシーを解き放った。

「なんだよっ!本気でやりやがって!初対面で年下のくせにっ!!」

「・・すみません。身の危険を感じたので」

「もういいよっ!早くソフィア追っかけろ!」

「・・では失礼します」

ユウがでていったあと、トレイシーはへたっと座り込んでしまった。

「なんだよあいつ・・人間か?俺はSPの中でもトップのはずなのに・・
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