スポンサーサイト

--
-----
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

第4話

2016
02-13

結局ソフィアに追いつくことはできず、通常通り事務所に来たが・・

「おはようございます。ソフィアさん来てます?」

「おはよう。ん?今日はまだ見てないが・・」

「そうですか・・」

やっぱり昨日おかしかったもんな・・
しかしソフィアさんもあんなふうに動揺するんだと思うと
妙に親しみをおぼえたりしてしまう。

あれだけの雰囲気の人なので
近づきがたい感じもするのだが意外と人間臭い人なのかな?とか。

とりあえず部屋に行って整理でもするか・・

しかし・・
部屋へ向かう途中でソフィアと会ってしまった。
「しまった」という言い方は良くない表現だが。

「おはようございます。」

「・・おはよう。あの・・ユウ君?」

「はい?」

「昨日の事で相談したいことがあるから部屋に来て欲しいの。大丈夫かしら?」

「え、ええ。もちろん」


部屋に行ってから、妙な緊張感のようなものが自分の中にあった。
なんだか思いつめた感じだし・・嫌だな・・

「昨日は変なことに巻き込んでしまってごめんなさい。」

「いえ、別にいいんです。ただちょっとよくわからなくって・・」

「トレイシーも良かれと思って行ってくれてるんだと思うし、
彼女の言うことは正しいわ。でも・・」

「でも?」

「やっぱりいやらしい格好をするなんて・・」

「あ、確かにちょっとブッ飛んでますよね・・」

「でも元々は私も少し乗り気だったの。でもあなたが来ることになったからそこまでやる必要ないな、
って思い始めてた矢先に昨日の話だったから・・。」

「そうなんですか。」

「記憶にないんだけど・・私、昔はこんな格好で闘ってたのよ。」

そういって見せてくれた写真には、ボンテージコスチュームに身を包んだ紛れもないソフィアだった。
ムチを手に持ち、濃ゆいメイクでまるで女王様だった。
現在のソフィアと比べるとかなり細身だが、巨乳は相変わらずで
女性からすれば理想の体型なのだろうか。

「これは・・」

思わず言葉を失う。

「そんな格好してたの全然記憶にないのよ。
だから昔あんな格好してたじゃない?とか言われても困るのよね・・。それに・・・」

「それに?」

「当時は異常なくらい細かったから・・今の体型じゃ尚更気が引けてしまうのよ。」

今のがいいと思います。とは言えなかった。

「そんなに気にするほどでもないと思いますよ。」

「貴方は私にいやらしい格好しろって言うの??」

ちょっと口調がきつくなった。

「あ、いや。体型の話をしただけです。」

「・・・そもそもホントに私のいやらしい格好見て興奮なんかするのかしら?
貴方はどう思う?」

見てみないとわかんない。とは言えなかった。

「でも雰囲気はすごくセクシーですし、きっと・・」

「・・希望的観測ね。どうしたらいいのかしら・・・」

ドンドン!

「ソフィア!いるかー?」

この声は・・どうぞと言う前にもう勝手に入ってきていた。

「おっす!ちょっと近くまで来たもんでね。」

「あら・・昨日はごめんなさいね。ちょうど今その話をしてたところなの」

「おう、で?話はまとまったか?」

「ううん・・」

「そっか・・なあちょっとイイもん持ってきたんだ。これ!」

そういって取り出したのは女性向けの真っ赤なレオタードだった。

「これって・・レオタードじゃない?どうするの?」

「ちょっと着てみてくれよ。何か吹っ切れるんじゃないかって」

「ば、馬鹿言わないでよ!ユウ君もいるのよ!?」

「ちょうどいいじゃねえか。こいつにも感想いってもらおうぜ!」

「そ、そんなむちゃくちゃな・・ユウ君も何か言ってよ」

「え・・僕もトレイシーさんの意見に賛成です」

「なっ!?」

「だろ??こいつよくわかってんじゃねえか。さ、決まり決まり。
おっと。野郎は出てってくんな。着替えたら呼ぶからさ」

「ちょっと!何勝手に決めてるのよ!私は・・」

そういうと部屋を追い出され10分、20分たっただろうか・・

中から口論がするのは気のせいか?と思いながら待ち続けた

30分後、ようやく入室許可が下りた。

恐る恐る入ってみると、ニヤニヤ顔のトレイシーと

丈の長いコートを羽織ったソフィアがいた。
恨めしそう目でトレイシーを睨む。

「さっ。決心がついたらコイツに見せてやんな!」

「もう!なんでこんな目に・・」

ソフィアはなかなかコートを脱ごうとしない。
おそらくコートの下はレオタード一枚なのだろう。

「あー!もうじれったい!俺も仕事戻るんだからさっと終わらせろ!」

「きゃぁぁ!!」

トレイシーが無理やり剥ぎ取ったコートから、レオタード姿のソフィアが現れた。
顔を赤らめ、おっぱいを隠すように手で押さえている。

「なんてことするのよ!」

「おおおお。ダイナマイトボディがお目見えだ。」

トレイシーの言うとおり

上半身は言わずもがな、巨乳が溢れんばかりだ。

しかし俺の目を引いたのはそこではなく

スレンダーな上半身からは想像できない下半身の立派さだった。

腰から下が別人のように太い。

尻はもちろんだが、太ももの太さが目を引く。

年配女性にありがちなセルライトだらけの・・・ではなく
女子高生のようなプリンプリンといった若々しさにあふれた太ももだ。
動くたびに揺れる太ももがやわらかさをダイレクトに伝える。

「ちょっとユウ君!?そんなじっくり見ないで!」

「ふって~脚だな~って思ってんぜ多分」

「!?」

「ちょっとトレイシー!?結構気にしてるのに!」

「あはは。わりいわりい。あれ?」

俺はトレイシーに見抜かれたこともそうだが、ソフィアの太ももに完全に目を奪われてしまった。
その太い太もも・・最高すぎる。

「あれ?まさかお前・・」

そういうとトレイシーが俺の股間を鷲掴みに。。

「!!」

「うわぁぁ。ガッチガチ。こいつお前の太もも見て勃起してんぞ!」

「え・・?ユウ君・・・ホントなの?」

うなづくことしかできなかった。ただただ恥ずかしさもあったがそれ以上に興奮が収まらなかった。

「決まりだな、ソフィア。こいつがこんなに興奮するんだぜ?
効果バツグンじゃねえか!」

「で、でも・・なんかユウ君は違う気がするケド・・」

「こまけえことはいいんだよ!じゃあ決まりってことで。俺は行くから、じゃな!」

そういうと猛ダッシュで部屋を出ていってしまった。レオタードを置いて・・

「あぁ、ちょっと!忘れ物!」

しかしトレイシーの姿は遥か彼方。

「行っちゃったわ・・何だったのかしらね。でも確かに決心がついた気がするけど」

「あの・・」

「え?」

「着替えてくれませんか?もう、僕ヤバイです・・」

「え?ヤバイって?どうかしたの?」

そういってレオタード姿のソフィアがユウに近づく。
ああ、間近でみるとエロ過ぎる。ゆさゆさと揺れるおっぱいもそうだが
太もも・・プルンプルン・・挟まれたい・・

「ちょっと興奮が・・」

「あ・・ごめんなさい。すぐ着替えるわ。」

「・・・外します。」

-----------------------------------------

その後なにもなかったかのように打ち合わせを始めたのだが・・

「ねえ。貴方があんなに興奮したのは、何が原因なの?」

ふとソフィアが話題を戻す。

「そ、それはですね・・」

「ホントに太ももなの?あんなに太い脚が好きなのかしら?」

「・・はい。何ていうか女性らしさがフルに出てるっていうか・・」

「ふうん。あんなに興奮されるなんて、私もちょっと意外よ。」

「そうですよね・・」

「あら?いい意味でよ?まだまだ私もやれるんだなって自信がついたわ」

「それは良かったです。」

「こんな太ももで興奮するならいくらでも見せてあげるからいつでも言ってね♪」

いたずらっぽく笑いながら言ったが

「え、ええ!」

「冗談よ♪でも結果を出したらご褒美として・・・」

「して・・?」」

「うふふふ。この先はご想像にお任せするわ♪打ち合わせに戻りましょう。」

なんだああ・・と残念な気持ちもあったが、いずれは・・という期待が持てる内容に
少し心が踊った。
スポンサーサイト

第3話

2016
02-13


今日は僕もソフィアさんもフリーなので終日ソフィアさんとの打ち合わせだ。

残念ながらパンツスタイル。外出しないのでラフなんだそうだ。
白いブラウス、また胸元がきつそうだ。下はゆったりしたスラックスて色気はないが仕事に集中できてよい。

また向かいあっての打ち合わせだったが、今日は座るなり脚を組んだ。
昨日組まれたら集中できなかったなー、なんて思いながらソフィアの話を聞いていた。

「これなんかどうかしら?」

「財団の裏取引調査…ですか」

「黒い噂が耐えない組織よ。どこの探偵もここの調査だけは苦労してるみたい」

「最初から飛ばすんですね…」

「あら?こういうのは最初が肝心よ。これをきっかけにもっとたくさんの依頼がくることを見込んでね。」

「でもこれはかなり危険ですよ…
失敗なんてしたら生きてかえってこれないかも」

「まあ…ずいぶん弱気じゃない??
凄腕の工作員がご謙遜かしら?」

「…一般的なことを言ってるんです。」

「もちろん私も何も準備しないわけじゃないわ。入念に支度させてもらうつもりよ。」

「どんなですか?」

「現場の地理的情報とか建物内部とか…あとは護身術かしら
基本的には潜伏操作だからそこに関しては心配無用よ。」

たしかに、第三者になりすましつの潜伏操作はソフィアの右に出るものないほどの腕前だった。
彼女自身、アタマがキレるので
場に対応した言動を即座に遂行できる。無論、変装なんてお手の物だ、

「護身術は誰かに習ってると聞きましたが??」

「そう。昔の仲間でね。
今はSPをしていてかなりの腕だからご指導願おうと思ってはじめたのよ。
今日も仕事が終わったら行くつもりだから貴方もくる?」

「ん…そうですね、では。」

「そうね。
貴方が護らなきゃいけない人物がどれくらいのレベルなのか、知っておく必要があると思うわ。
じゃあ仕事終わったらすぐに行きましょう。」

仕事後、予定通り二人でジムに向かった。

とあるジムのプライベートスペースにはいると
色黒のいかにも体育会、といった感じの女が迎えてくれた。

「おす!よくきたな。
お前がソフィアの相方か?」

「はい、ユウと申します。」

「ふぅん、凄腕ときいていたからどんなゴリラが来るかと思ってたが
普通のお兄ちゃんじゃないか。」

「うふふ、こちらはトレイシーよ。」

「おっと、自己紹介忘れてたな
悪りぃ。ま、硬いことは置いといてすぐ始めてーから着替えてこいよ」

「はいはい。」

着替えてもどってきたソフィアは
くるぶしが見えるくらいの長さのジャージとこれまた小さめのTシャツだった、

軽くスパーリングをはじめたので眺めていたが、やはり素人が少し練習した程度で、
とてもプロ相手では…というレベルだ。
ただ、たまにキックをいれてくるが、体の柔らかさかとても綺麗に脚が上がっている。
威力はともかく蹴り主体で教えたほうが伸びそうだ。

…にしても…

格闘技をしている女は自然とその所作から女らしさが失われて行く。
いままでやりあった女、トレイシーもそうだが、動きや構え、体つき、声も男に限りなく近づく。
だがソフィアは…
はあっ!!ぇえいっ!やあっ!

いかにも女性といった感じの掛け声と常に内股気味の構えもあいまって、
格闘という世界と無縁な雰囲気だ。
また激しい動作を伴う格闘技に、あの大きな胸はハンディになりかねない…
だがあまりに揺れるソフィアの巨乳にユウは目を奪われていた

(すげえ…あんなの見たことねぇ。)

類まれな巨乳女と仕事ができる喜びを改めて実感した。

そんなユウにトレイシーが気づいたのか、スパーリングを止める。

「ちょっと休憩しようぜ。10分な。」

そういうとトレイシーは俺の横にどかっと座り

「おい、お前ソフィアのオッパイガン見してただろ?」

「え…いや、あの…」

「別に照れることじゃねぇって。男なら当たり前だ。
あんなもん揺らされて戦われたんじゃ集中できるわけねえ。」

「はぁ…まあ」

「言ってみりゃ反則だよ。
でな、これを逆手にとろうってのが今考えてることなんだ。」

「え?逆手に?」

「そう。
要はお色気で油断させて有利に進めるって作戦さ
一瞬のスキをついて逃げるでもいいが…」

「なるほど。」

「これはあいつのエロボディだからできる芸当だ。他のやつには真似できねえな。
聞いた話だとあいつ男性ホルモンが少ない?のか知らないがほとんど筋肉がつかねぇんだよな…
手術の影響かもしんねぇけど…
だからパワーだのスピードだのを求めるのは酷だからこういう方法考えてるんだ。
エロエロオーラは半端ないから使わない手はない。」

「ソフィアさんはどう言ってるんです?」

「もちろん…」

ソフィアがちょうど休憩から帰ってきた

「おぉ、ちょうど良かった。
ソフィア、こいつにあの話ってまだしてないよな?」

「あの話?」

「ほら。あれだよ、お色気作戦の・・」

その言葉を聞いた瞬間ソフィアの目の色が変わる。

「なっ!?ちょっと!なに勝手に話してるのよ!」

「え?ダメなやつだった?」

「あれはユウ君が来なかったときに最悪そうするって話だったはずよ?」

「え?そうだっけ?」

「そうよ!まさか二人でやらしい話してたんじゃないでしょうね??」

「落ち着けよ!そこまで話してないって」

「とにかく。今の状況でそんなことする必要がないわ。」

重苦しい空気と沈黙が続く・・・そんな中トレイシーが口を開く。

「じゃあ何でこんな格闘の練習までしてんだ?
潜伏だけなら必要ないんじゃないか?」

「それは…もしものときの護身術に決まってるじゃない。」

「ふぅん。俺には記憶を取り戻すためにやってるようにしか、見えないがな。」

「うっ…」

「だったら昔のように戦わなきゃいけないんじゃないか?」

「で、でも…あんな過激な格好…」

「あそこまでやれとは言わねえけどさ…ある程度は当時に近付いたほうがいんじゃね?」

「で…でも…」

「前も言ったが、正直やりあうにはこれしかねえぞ。あとはソフィアの気持ち次第だ」

「…ちょっと…考えさせてほしいわ…」

「ま、そのほうがいい。どうしても嫌ってんなら無理にとは言わねえし、ソフィア自身の問題だからな」

「うん・・ありがとう。今日は帰るわ・・」

「そうだな。ゆっくり家で考えな」

ソフィアはそそくさと帰ってしまった・・・

「さて・・俺も・・」

逃げようとしたが、案の定服を掴まれた。

「ちょっと待った!お前凄腕の工作員だっけ?是非お手合わせ願いたいな~」

「う・・勘弁してくださいよ。明日のこととか聞かなきゃだし・・」

「明日はみんなにあるんだよ!」

そういうとトレイシーは半ば強引に戦いに持ち込んだ。

「おらあ!!」

高い身体能力がなせる技か、壁を利用しての三角飛び。

トレイシーのつま先がものすごい速度で襲いかかる。

「・・まったく・・」

「もらったあああ!!」

手応えあり・・と思いきやトレイシーの視界からユウは一瞬消えたように見えた。

「なっ・・バカな・・うっ!」

ドシィン!!トレイシーはいつのまにか床に押し付けられ、腕を取られた状態でいた。

「な・・ど、どうやって??あ、いてててててて!!やめてくれー!」

「じゃあ帰りますからね」

そう言うとユウはトレイシーを解き放った。

「なんだよっ!本気でやりやがって!初対面で年下のくせにっ!!」

「・・すみません。身の危険を感じたので」

「もういいよっ!早くソフィア追っかけろ!」

「・・では失礼します」

ユウがでていったあと、トレイシーはへたっと座り込んでしまった。

「なんだよあいつ・・人間か?俺はSPの中でもトップのはずなのに・・

第2話

2016
02-13

「ずいぶん早かったね。
彼女ももうすぐ来ると思うが」

図ったようなタイミングでカツカツ、とヒールで歩く音が聞こえる。

コンコン、失礼します。落ち着いた女性の声がする。

「どうぞ」
所長が受け入れるとドアが開く。

「おはようございます。」

想像していたよりずっと美しい、とても一回り上とは思えない。
束ねられた鮮やかな金色の髪が動く度に妖艶な香りを放つが
それ以上に彼女のもつオーラはまさに妖艶そのものだった
白のインナーにジャケットを羽織り、膝丈のタイトスカートとよくありがちな格好にも関わらず。

最も、インナーもタイトスカートも小さめなのか、
動く度に今にも破れそうなほどびっちりしていたのもあるが。

「ほほ、あまりの美しさに声も出ないか?」

「あ、いや…」

「所長、こちらの方は…」

「ああ、紹介がまだだったね。彼はユウ君。以前も話していた君のパートナーになる人だよ。」

「まあ。はじめまして、ソフィアと申します。」

「あ、ユウです。よろしくお願いします。」

近くてみる彼女はやはり美しく、背はヒールのせいか、同じくらいか彼女の方が大きい。

「まずは私の部屋に来てもらえますか?いろいろ説明したいので。」

「ええ。」

「では先に行って準備しておきますので。」

「はい」

そういうとソフィアは部屋をでた。

彼女が出て行ったことを確認すると所長がニタリと笑いながら

「品のある女性と思っただろ?」

「え?あ、まあ・・」

「普段は品のある女性なんだが、やはり昨日はなした件の関係で
精神が不安定なようでな」

「はあ…」

「ワシの前ではあまり見せないがなかなかキツイ性格になることがあるから注意しなさい。
まあ、わしもどちらがホントの性格なのかわからんのだよ!」

「はあ…わかりました。」

10分ほどしてソフィアの部屋に向かう。

コンコン、失礼します。

「どうぞ。」ソフィアの声がしたので中に入る。

「そこに座ってもらえるかしら?」

ソファに腰掛けるとソフィアは依頼書と思われる書類を数枚テーブルに並べて自らも腰掛ける。
腰掛けたことで膝丈のスカートが少しはだけて、腿のあたりが露わになった。
体型の割には失礼な言い方だが太く、筋肉質というよりは年頃の女子を思われる肉の付き方で、
大人な雰囲気とのギャップが僕を興奮させた。

少し長く見過ぎたか、ソフィアがニコッと微笑む

「あっ、すみません汗
これ、依頼書ですよね?」

「そう、話は聞いていると思うけど
依頼の中でも危険をともなうものね。これだけ滞ってるの。」

「結構あるんですね、たまに、と聞いてましたので」

「あら?そうなの?
ちゃんと伝えてくれなきゃ困るわね…まあいいわ。とにかく現状はわかってもらえたかしら?」

「はい。で、僕はどんなことをすれば…」

「私が遂行する任務のサポートよ。とにかく後方支援をして欲しいの。」

「はぁ。」

「通常の依頼なら…雑用になってしまうかもしれないけど、危険な依頼も見ての通り多いの。
そのときに危機から私を守るのが貴方の主な役割よ。」

「う~ん」

「もちろん探偵だから、交戦は基本ないけど最悪しなきゃいけないときも…必ずあるのよ。
そのときは…悔しいけど私では力不足なの。」

突如見せたか弱い女性の表情に心を揺さぶられる。

「事情はわかりました。協力します。でもなんで女性のソフィアさんがメインでやらなくては行けないんです?」

「ええ…正直貴方の力なら全ての依頼をこなせてしまうと思うわ…
これは私の個人的なお願い、記憶を取り戻す為には…必要なことだと私の勘が言ってるのよ。」

む、むちゃくちゃだ…と思ったが
あまりの真剣さに協力せざるをえなかった

「ありがとう!。貴方のような人がいてくれると心強いわ。
でもできる限り一人で完結するつもりだから、極力出てこないで欲しいの。」

「線引きが難しいですね…」

「また依頼前に打ち合わせしましょう。
私はこれから出かけなきゃいけないの、後は所長に指示を仰いでもらえる?」

「はい。」

慌ただしい感じだと思いながらソフィアがでていくのを見ていたが

「じゃあまた詳しい話は明日ね。」

「ふう…」

その後は所長の指示で

俺の部屋作りの為ひたすら片付けに従事したのだった。

第1話

2016
02-13
「ユウ君ね…
ほう、なかなか修羅場をくぐり抜けておるようだね」

俺はとある探偵のもとへ仕事を求めてやってきた

「ふむ、人手不足でネコの手も借りたいくらいだったから助かるよ
と言ってもうちは細々とやってるから今では2人しかいないがね。
きみに頼みたいことはどちらかというと探偵業というよりは探偵のサポートになる。
というのも探偵とは女性がメインというのが持論でね。
ただそれだとより危険な任務をこなすのが非常に難しい。
探偵とは武闘派ではないから格闘になった際女性ではあまりにも危険だ。
無論最低限の護身術は身につけているが。
幸い今のところ、そういった依頼はないが、たまにくるものについては仕方なくやってもらっている感じだ。」

「女性に…ですか」

「ああ、といっても二名いるうちの一名は情報収集のスペシャリストで、そっちには一切危険なことはさせない。」

「というと、もう一人の方が一人でやってるんですね」

「その通り。
身の上を話すのも気が引けるが
彼女はもう15年も前になるがKGBの訓練を受けているんだよ。」

「ほう、じゃあ危険任務でも問題ないように思えますが…」

「……当時のままならな。
実は当時、実験的に肉体を強化されていたそうだ、
彼女の身体能力はずば抜けていてKGBの並みいる男を退けてトップクラスだったんだが、よくよく考えれば強化人間、つまり人間ではないんだから当たり前の話だ。
いわば戦闘兵器だったんだよ。」

「へぇ…今はどうなんですか?」

「15年前のさる一件が終わると
彼女は人間としてのせいを全うすることを選び、人間に戻る手術をした。
その後は平和に暮らしていたそうだ、無論戦いとは無縁のな
だが数年前に当時共に戦った仲間と再会したことで以前探偵をしていたことを思い出したようだ。」

「?・・・ 記憶がそもそもなかった?」

「いや、タイミングはわからないがどうも人間に戻ったタイミングでなくなっているように思えてならない。
彼女は少しずつでも記憶が戻ることを願い、探偵業につくことを決意した。」

「なるほど…当時の腕も戻ったんですか?」

「いや…武器の使い方のうまさはセンスなのか記憶なのかわからないが、
当時のようには動けるわけはないからな。もともと研究員の両親をもつ学に長けた家のでだそうで
強化人間以前に格闘技やらはやっていなかったようだよ。」

「まあ…そうですよね」

「だがまあかつての仲間が見兼ねて指導してくれてるそうだがな。うまくいくといいが・・」

「危険から守るのはその女性ですか?」

「ああ。以前危険な任務をやってもらったときにまさに危惧していた場面に遭遇してな…
彼女も武器を手に応戦したがプロには叶うまい…」

「え?無事だったのですか??」

「わからん。気づいたら見知らぬ家のベッドで寝ていたようだ
誰が助けてくれたのか…あのままだったら確実に…」

「…ですね。その役割を僕がやるわけだ。」

「そう・・・長くはなったがそういうことだ。危険な任務だけじゃなく一応パートナーだからな、できる限り行動を共にするように」

「うっ…大変だ…ちなみに綺麗な人ですか?」

「もちろんだよ。胸はでかいし、なかなかボリュームのある身体付きでな。40には見えないぞ!」

「40…若い子がよかったな」

「ふふ、そのがっかりも彼女が来たら吹っ飛ぶぞ
明日こちらに来るから楽しみにしておきなさい。」

「えっ…じゃあ??」

「あぁ、不採用にする理由がない。彼女が嫌がったら別だがな」
がははっと冗談ぽく笑い飛ばす

なんとか当分はやっていけそうだ、と心の中で小さくガッツポーズをした。


プロフィール

melly555

Author:melly555
著作権等の問題があれば御連絡下さい。
即刻削除いたします。

最新記事

FC2カウンター

検索フォーム

ブロとも申請フォーム


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。